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・謙虚、堅実をモットーに生きております!
謙虚、堅実をモットーに生きております!

「優理絵様が喜んだプレゼント、優理絵様が好きなレストラン、優理絵様が好きな料理、鏑木様はなんでも基準が優理絵様。優理絵様が喜んだんだから高道さんも喜ぶだろうと。でも鏑木様の好きな子は高道さんでしょう?だったら高道さんが喜ぶプレゼント、高道さんが好きな食べ物を考えてあげるべきではないのですか?」
「それは…」
「確かに優理絵様なら、突然フレンチのディナーに連れて行かれても動じないファッションも場慣れもしているでしょう。だから鏑木様は気づかず同じことを高道さんにもしたんですよね?でも彼女は違いますよ。普通の高校生はフレンチレストランに頻繁に出入りしたりしていません」
 私は鏑木の目を見据えた。
「貴方はいったい誰を見ているんですか」

吉祥院、愛とは何だ」
 次の日、廊下ですれ違った鏑木に、秘密を囁くように声を掛けられた。
「は?」
「愛とは何だ、吉祥院
 こいつは唐突になにを言いだしているんだ。愛とは何だって、禅問答かよ。愛とは、愛とは…。あぁ、そういうことか…。
「たちこめる霧に包まれるひとつの星だ」
「よし」

 上流階級の学校で贈り物をしたりして暮らす話。
 連載中。なろうの小説で一番好き。いろんな贈り物が出てくる。
 作者の教養が感じられる。


・Re:ゼロから始める異世界生活
Re:ゼロから始める異世界生活
 アニメ化した作品の原作。

「空っぽだ。俺の中身はすかすかだ。決まってるさ……ああ、当たり前だ。当たり前に決まってる! 俺がここにくるまで、こうしてお前たちに会うような事態になるまで、なにをしてきたかわかるか!?」
 異世界に落ちてくる前。
 元の世界で、何事も変わらない平凡で退屈な日々の中で、なにをしてきたか――。
「――なにも、してこなかった」
 怠惰を貪り、惰眠に沈み、努力とも研鑽とも無縁の日々を過ごしてきた。
 かといって自分を諦めているでもなく、なにかそのときがくれば本気を出してやろうじゃないかなんて都合のいいことばかり考えていて。
「なにもしてこなかった……なにひとつ、俺はやってこなかった! あれだけ時間があって! あれだけ自由があって! なんだってできたはずなのに、なんにもやってこなかった! その結果がこれだ! その結果が今の俺だ!」


無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -
 この物語はなんというか初期の月姫をやっていたときのような味わいがある。