ゼーガペイン

第26話(最終回)  「森羅万象(ありとあらゆるもの)」
脚本=関島眞頼
演出=工藤寛顕
絵コンテ=下田正美
作画監督大貫健一(キャラ) 西井正典(メカ)


俺の拳が、俺の上腕二等筋が、俺の魂が怒り狂ってるっ!
消されるな、この思い 忘れるな、我が痛み
きーすしーてぐっぱーい
ありえねえ!
バーカ!
ベーッだ!
妹:ソゴル ミサキ
母:ソゴル シズノ
生まれてきたイェルをシンと名づけるなんてベタなことしたらDVD買う

 らしい。(「べたな事」は作中ではフォローされてませんでしたが、きっとその通りなのでDVD買ってあげて下さい)ひとつの考察では欝っぽい考察もあるみたいだけど、そんなものは知らない。


 とゆーわけで好きな作品。私はカミナギの声が好みの一点で一話から惚れ込んだのですが、大方の意見としては、序盤はつまらなくて見るのを止めた人が多く、5,6話位からかなり面白くなっていった、ということらしい。最終話迎えて物語りはやはり面白く、カミナギの棒は相変わらず良い棒。DVDの売り上げが悪いのが有名で、他作品の売り上げをゼーガ売り上げの何倍かで表しとの比で何ゼーガと表していました、たしか。

 
 先に言っておくと、設定等ではシムーンよろしくちんぷんかんぷんな部分が確かにあります。が、それが作品を楽しむ上で邪魔にならなかったかな。最終話、ちょっと微妙と思いかけたところもありましたが、キョウちゃんの熱い力でのり切って、よかったです。ロケットパンチだ!
 やはりキョウちゃんと言う人物の魅力によるところが大きかった。熱くて、ぶつかっていって、何とかしようという推進力を感じる。どことなく時かけの主人公にも通じるところがあったような。それと世界観。私には着いていけなかったところもあったけど、逆にそこが考察上の魅力だったらしい。実況でも〜が〜したからこうなったみたいな話題がずいぶあって、作品を楽しむことにつながりました。
 まぁいい点を挙げるときりがないかな。音楽も良かったし、毎回のEDへの入りも良かったし、そういえばEDが違うときが何度かあってそういうのも楽しめたし、話を通して伝えたいことというのがキョウというまっすぐな人物を通して伝わってきたと思うし、他の人物たちにしたってかなりいい味出してて、読んだことないけどAIは漫画なんかでかなり可愛く描かれているらしい。
 キョウの妹にやたら愛を感じられたのが謎ですけど、あーゆーのも良いですよね。
 全体を通して面白かった。どうなってもバットエンドといわれていた物語を、最後のハッピーエンドまでお付き合いできたのは嬉しい限りです。


 あー、カミナギが幸せになってよかった。