わたしは椿姫

 短篇集らしかったが表題作のみ
 欧州貴族会でエキゾチックな魅力を武器に上流階級を相手に恋をする日本人女性、他称椿姫をヒロインにその秘書である男の視点で語られる椿姫の恋の話。
 なんつーかこの本は国際的社会の中での日本人女性をテーマに書かれた本らしい。
 この本に限らず、家の本棚にはシモーヌ・ド・ボーヴォワールの『第二の性』だのそういった系統の本がたくさんある。


わたしは椿姫 (講談社文庫)

わたしは椿姫 (講談社文庫)