悲しみの時計少女

悲しみの時計少女

時計中毒の浩子が「時計少女」と「魚男」と一緒に
鎌倉の時計屋敷を訪ねる旅をする話。
独特の世界観と「時間」をテーマにした不思議な物語。(悲しみの時計少女復刊リクエスト)


顔のあるべき所に懐中時計が、そして懐中時計のところに顔がある時計少女と、魚のような眼をした魚男。奇妙な二人に誘われて「時計屋敷」に行くことになった浩子だが、道中では次々と、時計にまつわる奇怪なできごとが起こる。 ([NHK-FM] Sound Yume-kobo)


「この作品はまぎれもなく第一級のミステリーでもある」
推薦者、綾辻行人

まずタイトルが良い。
これを越えるタイトルは知らない。
始めてこの作品と出会ったのは1993.11のラジオドラマ、青春アドベンチャー(再)放送だったと思います(もしかしたら前年の本放送)。

谷山浩子の“悲しみの時計少女”」


原作: 谷山浩子コバルト文庫
脚本: 香取真理
スタッフ: 技術=沢口真生,効果=[かとう ひろし],演出=川口泰典
出演: 谷山浩子(=浩子),前田悠衣(=時計少女),渡辺いっけい(=魚男),ハマン(=ユイピン)
再放送: 1993.11
使用曲: OP/ED=谷山浩子「銀河通信」 (『冷たい水の中をきみと歩いていく』などに収録)
([NHK-FM] Sound Yume-kobo

 当時は谷山さんのことも知らず(2006年で7度目の二十歳を迎えるらしい)、原作出演主題歌の三役を演じられていることも知らなかったのですが、ただただその世界観に惹かれました。まさにファンタジー幻想小説。幻想に整合性を持たせて紡がれる物語は選ばれた人にしか書けないんだなーという気にさせます。その後も不思議と谷山さんの名前は不思議と忘れなくて、岩男潤子さんの「Kimochi」でプロデュースされていた谷山さんの名前とまた出会いました。雨の曲がね、素晴らしくいいのですよ。雨や歌を媒介として情感が伝わってきます。それから谷山さんのCDも買ってみる様になりましたが、それも良かったのは間違いないとして、やはり最初の出会いである「悲しみの時計少女」への思いが募ります。調べてみると、なんでも原作が小説らしくて復刊ドットコムで290 票、全ランキング中139位で復刊交渉が始まっています。たのみこむではCD化が進められているようです。ぜひともこれらの活動が実を結びますよーにっ!
正直、内容はもうほとんど覚えてはいません。しかしそれでももう一度聞きたいと思わせる作品です。それは初版の発行から17年たっても追い求める人が多くいることからもわかります。(ああ、良いシメの言葉が浮かばなかった・・・)



u-glenaは

「悲しみの時計少女」の

復刊とドラマCD化を

全力で応援しています!!

     


・悲しみの時計少女(谷山浩子) 復刊リクエスト投票
 http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4587
・悲しみの時計少女 復刊投票コメント
 http://www.fukkan.com/list/comment.php3?no=4587
たのみこむ
 http://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=34868
谷山浩子 - Wikipedia
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B1%B1%E6%B5%A9%E5%AD%90


悲しみの時計少女

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Kimochi

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