空電ノイズの姫君 (2) (バーズコミックス)

冬目景
「だが、おまえはどうもそういうタイプじゃない。他に進路を考えてるんじゃなかったのか?」
「考えてたんだけど、見つからなくて」
彼らはいつもそういう。周りのせいにしろ本人のせいにしろ、芸術に至る道以外の選択肢がなくなる。

ライブの控えで他のバンドの演奏を聴いてしまい、萎縮し演奏は失敗する。
この姫君というのはどっちのことなんだろう。