サピエンス全史(上)

 去年の6月に買った「サピエンス全史(上)」をやっと読み終わった。

 上巻は、全4部20章あるうちの第3部11章までが対象となる。

 私は高校で世界史を履修しなかったので、世界史的な知識を得たいと思っていたところ、この著書はまさに打って付けだったように思う。結構話題になっていたし。

 ホモ・サピエンスがヒト種の別の兄弟を絶滅に追いやったり、他の動植物を絶滅に追いやったりしたところから、認知革命と呼ばれる一般の動物が群れを作る範囲である150を超えて協力できる社会性の獲得、農耕がもたらした繁栄と悲劇、帝国へと至る人類の統一と読み応えがあった。

 歴史でも生物史でもなく、全史という感じで。

 今後としては、下巻、銃・病原菌・鉄、ホモデウスと知識を深めていきたい。