サピエンス全史(上)
去年の6月に買った「サピエンス全史(上)」をやっと読み終わった。
上巻は、全4部20章あるうちの第3部11章までが対象となる。
私は高校で世界史を履修しなかったので、世界史的な知識を得たいと思っていたところ、この著書はまさに打って付けだったように思う。結構話題になっていたし。
ホモ・サピエンスがヒト種の別の兄弟を絶滅に追いやったり、他の動植物を絶滅に追いやったりしたところから、認知革命と呼ばれる一般の動物が群れを作る範囲である150を超えて協力できる社会性の獲得、農耕がもたらした繁栄と悲劇、帝国へと至る人類の統一と読み応えがあった。
歴史でも生物史でもなく、全史という感じで。
今後としては、下巻、銃・病原菌・鉄、ホモデウスと知識を深めていきたい。
サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福
- 作者: ユヴァル・ノア・ハラリ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: Kindle版
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