ブギーポップは笑わない

巻末には上遠野浩平電子書籍化にあたって書き下ろした『後書き』を収録!!

“君には夢があるかい? 残念ながら、ぼくにはそんなものはない。でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを持って、それが 叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って目標に突き進んだり、まだ自分の望みというのがなんなのかわからなかったり、叶うはずのない願いと 知っていたり、その姿勢の無意識の前向きで知らずに他人に勇気を与えたりし ている。
 これはバラバラな話だ。かなり不気味で、少し悲しい話だ。−−え? ぼくかい?  ぼくの名は”ブギーポップ”−−”

ブギーポップにかぎらず、今年は既に紙媒体で持っている本を(しかし実家にあって手元にない)電子書籍で改めて買うことが多かった。
上記梗概は電子書籍では表示されない部分なので、こうなってみるとレアだ。