“空蝉" ヒカルが地球にいたころ……(7)

内容紹介
約束を望まなかった彼女に、ヒカルの願いは届くのか――。
ヒカルの"最愛"。その人の想いを尋ねようと訪れた教会で、是光とヒカルは清楚な女性に出会う。
空という名の彼女は、"天使の子"を身ごもっているという……。
「どうしよう。きっと僕の子だ」「って、何だとぉ――っ!?」
空と子供を守ろうと奔走する是光だったが、学園に誤報が飛び交い、あらぬ疑いをかけられて……!?
ヒカルの子供の存在に動揺する葵、蠢動する一朱。様々な想いが交錯する中で、隠された真実が明らかになる――!

 ヒカルの思い残しを晴らすために、ヒカルの子を身篭ってると思われる空蝉にあれこれ世話を焼く話。面白かった。
 式部は琴吹さんのようにはならないと作者が言及してるのがとても興味深かった。よほど私のように心配してる人が多かったとみえる。