“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3)
小学4年生の美少女を篭絡する話。若紫(しーこ)は見かけこそ可愛らしい無垢な少女だったが家族の騙された過去や良い人すぎる祖父などの影響で隙あらば人を貶めようというしたたかな性格になってしまっていたのでした。主人公の是光はロリコンと揶揄されながらもヒカルの心残り解消のため若紫の犬となるのでした。
とても面白かった。僕はロリコンじゃないけど。
つんけんして嫌われる立ち位置の朝ちゃんでさえ、しーこを心配して強く言ってるんだというのがわかって好感が持てるし。
個人的に木の葉くんのイジイジした感じより是光の邦画好きだし琴吹さんの後に続きそうなほのかさんもちゃんといいところ持ってて表紙を開いた口絵の一枚目のところにイラストがあってちゃんと愛されているとわかってよいですね。
個人的にはしーこと是光の家で一緒に寝るところとか、しーこが父親に引き取られると話しが決まって自分を納得させようと是光が思ってるところを朝ちゃんとかが叱咤するところとかが好きです。
“若紫” ヒカルが地球にいたころ……(3) (ファミ通文庫)
- 作者: 野村美月,竹岡美穂
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2011/12/26
- メディア: 文庫
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