化け猫とめまいのスキャット―ブギーポップ・ダークリー

高校の写真部とMPLSの話。そしてねぼすけ化け猫と迷いの話。
騎士は恋情の血を流すを前回読んで上遠野さんとは距離をおこうかと言っておきながら買ってますが、
なかなか良かった。
物語がと言うよりは、内容が。迷いのある内容や、雰囲気がちょっとパンドラっぽいところとか。
んー、人間好きなものより嫌いなものの方がい多いってのが正しいとすると、世の中なんかとは関わり合いにならない方が嫌いなものと合わなくて済むって事になるわけで。世の中と関わり合おうと思うなら嫌いにばかりならない、少なくともテレビを見て息巻いてるような大人にだけはなりたくないものですが。しかし嫌いなものと排除するものは違うからな。排除はする。
人間て不思議よね。どうして失敗できなときに限って手が震えるのかしら。
本当にそうだ。
そしてそうだ、僕は嫌なものから目をそらし逃げ続けて生きている。
ところでグーグル日本語入力では上遠野浩平が変換できない。