騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood

ジャンケンで勝ちまくる話。恋の話。
しかし血流量をいじることで相手のじゃんけんの出す手を買えることが可能だったとして、
まける側は勿論、それに勝つ側‐七乃輪‐の手も合わせて調整しなくちゃいけないし、
しかもその勝負が行われる場に必ず居合わせなくちゃいけない、ってのはかなりシビアだと思うのですが。
短編小説的な面白さがある。
しかし上遠野さんの小説はこれくらいの大きさの、1500円程度のサイズの本がにあってる気もする。
でも僕は文庫で欲しいものだ。無駄に手に入りにくかったし、高いし。
つまりしずるさんよーちゃんと煽りにあるけど、結局ほとんどの部分は、
そうではない"じゃんけん"の話だったからしずるさんシリーズに組み込まれなかったと見るべきなんだろうか。
ちょっと上遠野さんとは距離を置くか。

騎士は恋情の血を流す    The Cavalier Bleeds For The Blood

騎士は恋情の血を流す The Cavalier Bleeds For The Blood