夏目友人帳 第07話 「子狐のぼうし」
見始めて気がついたら朝になっててビックリした。
委員長も燕も柊も能登もタミコの話も良かったが、特に子狐に感動した。
ひとえに子狐の健気さにほだされたわけであるが、矢島さんの声もいい。
初めの帽子に対する子狐の言葉の切り出しも心に響くし、夏目をあれこれ想像する子狐も可愛いし、子分になろうとして期待を裏切られるのも微妙な距離感を感じさせてヤキモキさせられるし、子狐を騙そうとしてでもやっぱり助ける外野の優しさにホッとさせられるし、やっと辿りついた夏目が幸せそうなのを見て帰ろうとする辺りなんてもうね・・・
主人公のすかした感じがやや鼻につくが、茶碗のサイドストーリーと絡めて、そっちの家族の方も温まる話になって、エピローグへ続くからこれでいいんだ。
ただ反則だと思うのは、他は妖怪顔なのに、子狐はとても可愛らしい人間顔ということだな。不条理を感じますが、致し方ないのでしょう。子狐が可愛くて僕も嬉しい。
子狐の一人称が原作の私から、僕に変更されたとうぃきぺに書かれていた。でも男子たるものというセリフがあるから、まあ、いやなんでもないです。こんなに可愛い子が女の子なわけないですよね。歓喜。