国境の南、太陽の西

 十二歳の少年からその後世の物語で、おもに三人の女性が登場する。
 読後感があまり良くはないし、小説としてのっぺりしすぎている箇所がいくつかあるように思う。
 どこにつながるという事もなく、国境の南に何かがあったとしても、ナニカであって実感のない、あまりによくわからないもののような気が・・・・する。


国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

国境の南、太陽の西 (講談社文庫)