吉永さん家のガーゴイル
しっかりとした地の文で「小説読んだ」って気分になりました(悪い意味じゃなく
アニメ化すると色々な部分が削られるわけで、地の文は「絵」として表現されることはあっても、そのまま「言葉」として残ることはまずないわけです(キョン君の語りみたいなのは例外にしても)。そんな削られた部分にも力がはいってるなーと思った。
小説の一巻はアニメの1,2話に相当するのかな。萌とかではなく、ラノベでは珍しい?「家族」というのをテーマとしているのも著者が心理学畑の人間だというのと関係あるはず。しっかりした作品、ってゆー印象ですね。
あまり読まないけどファミ通文庫のノリも悪くなかったです。ただ段落の間にあるふざけたこのマークだけは許容できない。あんなデザインつくる人は×××××××。
- 作者: 田口仙年堂,日向悠二
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2004/01
- メディア: 文庫
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