甘城ブリリアントパーク8

まもなく甘城高校の文化祭!地上界の学生たちが繰り広げる祭典にラティファは興味津々で、西也もクラスの喫茶店のマネージャーを引き受けたりと意外にやる気満々?しかし、いすずは西也の残した意味深なメッセージが気がかりで悶々としていた。そんな折、西也から物件の内覧にと誘われる(まさか自分との同棲を考えているのでは?)―だがそんなわけもなく、訪れたのは廃墟と化した遊園地跡だった―。そこで明らかになる甘ブリの未来の姿とは!?そして、奇妙な現象に巻き込まれた西也といすずは、ふたりっきりでラブホに一泊することに!!甘ブリは、そして彼と彼女の関係はどこへ向かう!?

またちょっとしんどい巻。面白かった。
大手アミューズメント会社への身売りは止めたものの、動員目標300万人への有効な手立てが見えない中、かにえくんは甘城ブリリアントパークを”引越し”することで、動員目標そのものを反故にしようとする。目標の達成が必要なくなるかもとすっかり腑抜けるかにえくん。
しかし、引越し先として見学に来たかにえくんはバクの精霊から30年目まで先の未来を見る。
作者としては途中まで本当に引っ越ししてさなみブリリアントバークにするつもりだったけどしっくり来なかったらしい。
個人的にも引っ越ししなくてよかったと思うけど、じゃあどうするのかという展望は見えない。