聲の形(3)

お前なんかに出会わなきゃよかった。もう一度、会いたい。/耳の聞こえる少年・石田将也。耳の聞こえない転校生・西宮硝子。ふたりは運命的な出会いをし、そして、将也は硝子をいじめた。やがて、教室の犠牲者は硝子から将也へと移っていった。幾年の時を経て、将也は、 もう一度、硝子に会わなければいけないと強く思うようになっていた。作者・大今良時先生から】「点と点で生きている人たち。遠く、離れ離れの小島のように生きている人たちを描きたくて、この物語を描きました。みなさまに読んでいただければ、この上ない幸せです」

 この先物語がどこへ向かうか分からなくてざわざわする。
 いちいち人物の表情がよく、顔にバツマークのつく演出も面白く、西宮のポニーテールは可愛く、その妹は活き活きとしていて、敵キャラである植野は憎めず、すとーりーは予断できない。


聲の形(3) (講談社コミックス)

聲の形(3) (講談社コミックス)