“六条" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(9)

帆夏と葵の告白に返事ができないまま、夕雨と再会した是光。「わたし、笑い上戸になれた、かな?」朗らかな夕雨にドキドキしつつも、揺らぐ自分の心に戸惑うことに。そんな時、学園にまたもや不穏なメールが飛び交いはじめる。『ヒカルの君を巡る女たちは、赤城是光が虞美人の名のもとに断罪する』―。メールを気にするあまり、ぎくしゃくし、すれ違っていく是光たち。それを嗤うメールの送り主の、真の標的とは…!?大人気学園ロマンス、第9巻!!

 いつの間にかもう9巻も出ている。おそらく2013年の読み納め。
 赤城のハーレムになりかかっている上、上記不穏なメールによってぎくしゃくすれ違う女の子たちの様子に本気でイライラしてしまった(最終的にそのギクシャクは犯人を油断させるための罠だったのだが)。
 そこまでこの物語のラストがどうなるのかというところの興味がわかない。
 ただ琴吹さんを継ぐ式部さんの結末にだけは興味が有るのだった。