東雲侑子は全ての小説をあいしつづける

私の一番大切な人に、この本を捧げます。

さっきマックで女子高生が「彼氏が小説家目指してるんだけど」「マジで別れた方がいいよ」「そうだよね・・・私も夢ばっか見てないで将来のことをまじめに考えてって何度も言ってるんだけど」「そういう問題じゃないよ孤独の中でしか真の文学は生まれない」とか言ってた

 小説家の東雲と主人公が高校3年になってその後の進路と二人の気持ちをどうするか決断する話。
 上記引用はあんま関係ない。
 面白かった。
 作者様があとがきで自分の作品の解説をするという稀有なことをやっていておもしろい。
 ところでよく海外の小説などで『この本を〜に捧げます』といった文言があるけど、日本でも一般的にやらないのかな。それとも僕が知らないだけ?
 作者は誰のために書いたか明確にしたらいいのに(あるのであれば)。そのほうが色々面白いんだけどな。

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)

東雲侑子は全ての小説をあいしつづける (ファミ通文庫)