クドリャフカの順番

内容(「BOOK」データベースより)
待望の文化祭が始まった。だが折木奉太郎が所属する古典部で大問題が発生。手違いで文集「氷菓」を作りすぎたのだ。部員が頭を抱えるそのとき、学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。盗まれたものは碁石、タロットカード、水鉄砲―。この事件を解決して古典部知名度を上げよう!目指すは文集の完売だ!!盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は事件の謎に挑むはめに…。大人気“古典部”シリーズ第3弾。
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シリーズ第3弾。これまで物語は主人公である折木奉太郎の一人称で語られていたが、今作では場面ごとに折木を含む古典部部員4人の視点が入れ替わり、ひとつの物語が複数の主観の語り部で進行するザッピング形式で描かれている。テーマは「期待」。

文化祭でのあれこれ。
視点が入れ替わるのだけど、折木くんの一人称よりこっちのほうが折木くんを楽しめる気がする。ほら自分のことは自分より他人の方が客観的に見れるじゃん。そんな感じで。省エネのやる気ない感じの折木くんが小麦粉投げて摩耶花を助けたりとか萌える。



クドリャフカの順番 (角川文庫)

クドリャフカの順番 (角川文庫)