ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常

 真向かいから俺の頭上に屈み込んでいるらしく、つむじのすぐそばに巨乳の気配を感じる。
pp13

続巻。
しかし最後の主人公の推理は外れたことになるのですよね。クラクラがフランス語で野雀という意味だというのはたぶん伏線でしょうから、母親が出ていった理由か母親が栞子にこの本を託した理由か栞子がこの本をまた探そうとする理由のどれかにつながっていると思うのですが。クラクラ、野雀、ありふれた女の子。うーん、こういう謎は該当書籍(クラクラ日記)を読んだ上で無いと推理できないというのもあるしなー諦めよう(もともと推理する気がない)。
晶穂とその姉が実はそれほど険悪な関係ではなかったところをサラっと出すところとか個人的には好きだった。