夕子ちゃんの近道

内容(「BOOK」データベースより)
風呂の撹拌棒を人にあげたがる女、鋸を上手に使う娘、北の湖を下の名前で呼ぶフランス人、そして空気の抜けるような相槌をうつ主人公…。自覚のない(少しだけの)変人たちがうろうろと、しかし優しく動き、語りあう不思議なユートピア。柔らかな題名とは裏腹の実験作でもある、第一回大江健三郎賞受賞作。

フラココ屋という古道具屋のに会に住み着いた居候の男が主人公の話し。別段大きな事件が起こるわけではない。
mayaさんおすすめの小説。読んでみたらとても面白かった。なんだろう、僕の大好きな江國香織のつめたいよるにの世界のようなと言ったら失礼なのかもしれないけどそんな感じ。よいなー。まあ確かに内容の世代的にはmayaさんとか僕より上の世代だと主人公の言ってる言葉の内容もより良く分かるのだろう。まあそことは関係なく僕は面白かったけど。

夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)

夕子ちゃんの近道 (講談社文庫)

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