X-MEN:ファイナル ディシジョン

時は20年前。ジーン・グレイは、プロフェッサーXに底知れない能力を見出され、それを操るべく「恵まれし者の学園」に彼女の居場所を与えた。
その10年後、とある大企業の社長の息子が思春期を迎え、背中に翼が生え始めた。社長、ワージントンは、息子を「普通の人間」に戻そうと、ある計画をスタートさせた。翼の生えた息子を持つワージントンが作り上げた、ミュータント治療薬、「キュア(cure=治療薬)」。そしてキュア開発の源となった、ミュータントの少年、リーチ。ミュータントであることは"病気"なのか。ミュータント達の蟠りと、マグニートーの作為が、人類とミュータントの戦争を起こそうとしていた。