『KILLERと呼ばれた男』

(山口局制作)
作:ブラジリィー・アン・山田
あらすじ:戦前、瀬戸内の貧しい村に生まれた滝田は、移民として渡米。厳しい日系社会での生活の中、得意の柔道を生かしたプロレスで人気を博し、滝田自身もリングでの活動に生き甲斐を感じはじめていた。そんな折、タイトルマッチへの出場が舞い込む。アメリカの人気レスラーへの噛ませ犬であることは明白だったが、滝田は怯むことなくリングに挑む……。戦前の熱血日本人の熱きドラマ。

なんだか似た話を一度聞いたことがあるような既視感を覚えながら。
奇しくもオリンピックシーズンのちょっと前の放送だった。
実話が元になってるのかしら?
物理的な力があるというのはそれだけでそれに伴う他の影響力を持ちうる。
遊興の対象とも代償的闘争とも煽動の舞台ともなる。
最後はアメリカの選手と国家を超えて個人としてガッチリ手を握り合ったとなったけど
もう一段欲しいかな。
子供と妻のあたりはよくわからなかったから、そのへんだったのかも知れないけど。