『お顔』

【FMシアター】(名古屋局制作)作:佃典彦
あらすじ:祥子(35)は結婚5年目。仕事を続けながら、生まれたばかりの子供の養育に忙しい。ある日自分の娘が醜い別人にしか見えなくなってしまった。なんとか自分に言い聞かせて、育てようとする祥子だったが、この子は自分の娘ではない!という思いにかられ、思うようにいかない……。

面白かった。
>娘が醜い別人にしか見えなくなってしまった。
沙耶の歌や火の鳥みたいな話になるのかとわくわくしながら聞いた。
どちらかというと『おしまいの日』の方が近かったかな。
面白かったけど、狂気が面白かったすれば、もっと踏み込んでフィクションにしてしまえば更に楽しめたといえてしまうし。
現実との薄氷を踏むようなスリリングさが楽しいとには旦那さんが包容力ありすぎかな。
娘の声が自分の声だったのはよかった。精神病治らないまま終わったのもよかった。