新興宗教オモイデ教外伝 1 (1)
小学館::ガガガ文庫
http://gagaga-lululu.jp/gagaga/
見てくださいこのラインナップ!!
期待せずにはいられない、久方ぶりに心躍らさずにはいられない!
創刊の期待もこめて、書籍の購入は控えていましたが、一番惹かれた「新興宗教オモイデ教」!と田中ロミヲの二冊を購入!!!
さて、P152まで読んで積みそうな気配なので、以下(私にしては珍しく)読了していない状態での感想であります。
勿論、その後の展開次第では、面白くもなりえるので作品自体への感想は控えめ。
結論から言うと、この本に新興宗教オモイデ教のタイトルをつけるのはちょっと許せないですね。
あの本を読んで誰もがその後の話を思い描いたと思いますが、う〜んこんな形で出さなくてもいいよな?ベストはやはり大槻ケンヂ本人が! 本人が出さないとしてもこの人でなくてもいいよな。
思考としては、
うわーい楽しみだー、
↓
絵が好みじゃないなー、ああニトロか・・・
↓
文章がすごい中二病(自己陶酔型?)……ま、まあ著者が違うんだから文体が違うのは当たり前だよね。まったく何を期待しているんだ!
↓
うーん設定や雰囲気面でもオモイデ教とは大きく異なるなぁ。でも別な小説として読めば面白いかも!
↓
あれ? だったら「新興宗教オモイデ教」てタイトルじゃなくていいよね……
このタイトルで売られていたからには、思考なり、文章なり雰囲気なり設定なりで、前作との繋がりを求めますがP152まで読んで残念ながら、その点見つけられず、前作にない、この本独自の良さも見つけられなかったということです。他の人の感想では中盤以降おもしろいみたいな話も聞いたので、きっとそうなのかもしれませんが、中盤以降面白い本は、しょせん中盤以降面白い本でしょう。
大槻ケンヂ氏の「新興宗教オモイデ教」を私は名作とは疑わず、良い点を語りつくせませんが、その一つとしては『読みやすさと』というものが挙げられると思います。新興宗教オモイデ教に限らず、名作といわれるものにはこの点が徹底して共通しているとも思います。その点からいえば、外伝であるこの本が読みにくいのは確かですね。
しかし私の文章も読みにくいな。
時間と縁があったら続きも読んで、きちんと感想を書きましょう。
- 作者: 原田宇陀児,津路参汰,大槻ケンヂ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/05/24
- メディア: 文庫
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