『餌の時間』

あらすじ:幼い頃父親を亡くした桜は、長い間母親と住んでおり、やがて結婚して娘を産み、平穏に暮らしていた。母親の突然の死から、不安な気持ちが高まる。そんな時、夫と自分との間の愛と深い絆に気づく。杜の都仙台は広瀬川沿いを舞台に、叙情豊かにヒューマニティ溢れる地域ドラマ。

FMシアター 2007年 放送済みの作品 : NHKオーディオドラマ
http://www.nhk.or.jp/audio/prog_fm_former.html

 面白かった。
 意地悪お后の実に癇に障る声と地読みの美しさのギャップ。しかし地読みの声は素晴らしかった。
 おそらく主演の毬谷友子さんという方で間違いないと思うけど。
 しかしなぜ山形放送局作成で舞台仙台なんだ。


 一応話に触れると、技術畑の夫が責を押し付けられリストラされ転職癖がついて、奥さんは金に細かくなって口うるさく当たるようになって、娘が今度結婚するから仕事辞めるなよ! 絶対辞めるなよ! というところから始まって、奥さんが夫に当たる日常をコメディタッチ、夫が鬱になってとうの奥さんの心情部分を叙情豊かに語っていました、と思いますです。