刀語 第一話 絶刀・鉋
読んだのそれなりに前ですけど、書いてなったので記帳。
色々と肩透かしを感じなくもないですが。
結構本格的な時代物なのかなと少し期待してたのですけどね。
まぁその辺りはアマゾンのレヴューを見たら腐るほど書いてあったので割愛。
個人的に気になったのは、秀吉の刀狩が悪法であると再三書かれている件。
私は刀狩は現代に続く平和な日本社会(アメリカみたいな銃社会ではない点で)の基礎であるし、兵農分離の点でもかなりの効果がありその後の日本の変動にいい方向で作用したと、これはもちろん現代から見た見方で思っているけれど、でも当時の武士である主人公にしたって、刀狩が悪法だなんていう理由がわからないな。そもそも彼は刀を持たないのだからあまり関係のなさそうなものだし。武士だからかとも思ったけど、刀狩が武士にも適用されたとか悪法だなんて話は浅学ながら聞いたことないなー。
- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: 単行本
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