DDD 1

━━━━━━━━━━━━━━━━━━月厨。

 ネタバレといえないようなネタバレ含みつつ。
 

 お話としては、悪魔憑きと呼ばれる現代病?みたいなののはびこる世界で、人物の過去等踏まえながら倒錯したような話展開。
 読み終わるとお家芸の小説的入れ替わりが多かった印象かな。
 というか、この人はこの技法って思っておいた方がいいものか。
 一読では理解しきれなくて、整理しながら二度三度読まないとダメかな。真に理解するには。
 あるいはそういうお友達同士で議論を深めるのがよろしいのでしょう。私はやりませんg。
 なんかもー詐欺師!と叫びたくなるような。展開であった気がする。読み終わってみるとそうではないけれど。
 読み始めなんて「━━━━━━━━━。」がでてくるたびに笑ってしまっていましたが 読んでいてぐいぐい引き込まれていくからなぁ。
 反則的に。
 話としては、やはり肝心の悪魔憑きの偽者と本物の違いがわかっていないのかも。払いと祓いとかね。
 病院に行くのが本物ってことでいいのだろうけど、でもやっぱり、厳密には理解できていない。
 
 
 あとはー、映画化ですか。正直無謀ではないのかと思うし、ふぁての売り上げ見て客を舐めて作るんじゃないかとか危惧しますが。
 まぁ、でも成功するかしないかで言ったら、たぶん成功するんだろーなー。


DDD 1 (講談社BOX)

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