灼眼のシャナS
読み始めてから気付きましたがSなのですね。いや、Sってなんだ?
章題にあるストーンでセレモニーでセイクとシャナのSでしょうか。
あるいは映画化にちなんでスクリーンとか。まぁ普通はショートですかね。
物語は世界恐慌直後のマンハッタン島から始まって、hp連載分の日本、九垓天秤編のハルツ山東ドイツと続きます。ワールドワイドですね。この辺り、主人公が故郷を追われた先に向かう場所かと思いましたがどうでしょう。読んでると、主人公(名前忘れた)に感情移入してせめて学校を卒業するまではこの日常を続けさせて〜って感じですが、でも御崎市を敵軍との戦いで死地にする前にシャナと出て行こうとするのが物語の流れだったはず(たしか)。そのあたりの終末を感じながら日常を噛み締めるのが良いですけど、さすがにそろそろ物語の転換期が来てもいいな。
吉田さんはその場合どうなるんだろう。フレイムヘイズになる展開はないかなー。
・・・この作品は作家が書き続けようとする限りいくらでも長引きそうなので、気長に待つのがいいですね。
- 作者: 高橋弥七郎,いとうのいぢ
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 文庫
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