涼宮ハルヒの憂鬱

第9話「 サムデイ イン ザ レイン」

今回のポイントはこんな感じ


ハルヒ達の居場所を聞かれて、鶴屋さんには答えたのに、キョンには答えない長門キョンは部室に留まる)
キョンが居眠りした後、ストーブが長門寄りからキョン寄りに(長門?)
長門のカーディガンがキョンに掛かっている
・演劇部のシーンでキョンの声優が「ユキ!」というたびに手が止まる長門
確証はできないが、もしこうだとしたらたしかに消失見てないと意味がわからんかも

 らしい。
 消失がどんな話だったか思い出せない・・・


 これまでのハルヒの巻き起こす躁とは対照的に静かな回。
 長門が延々本を繰ってるシーンは手抜きを演出にみせてるとか、演出が手抜きに見えるだけとかいわれてて、本当はどっちかなんてわかるはずもないですが、個人的な好き嫌いを述べればすごく良かった。もともとラジオドラマ好きな人なので、こういう音声重視の表現法は好きだし、良くぞやってくれたと思う。いつものハルヒの突っ走りとは雰囲気を変えて、ハルヒのデレの面という変化につなげていて悪くないなぁ。
 使ってるカードゲームが見慣れたヤツだったり、長門のシーンのバックで流れるラジオ?のネタであったり、本のタイトルであったり(左の本がわからなかったけど・・・)、芸が細かい。知ってると楽しめるけど、知ってない人だとやっぱり楽しめないのかな。そのあたりがアンチになってる気がする。
 ・・・まぁ、原作つきのアニメとアンチの発生構造については色々思うところがありますが略略。あんまり擁護派でもあれなので批判点も出そうかとも思うけど、ん〜、実況が楽しくない。単純で、わかりやすくて、視聴者に層ができない作品が実況しやすいのであまり条件を満たしていないかな。


 物語はいよいよクライマックス。
 手堅い原作と京アニクオリティで締めくくるかもですが、また何かとんでもないことをするのではと妙な期待を抱いてしまいます。