火曜日

またしても懲りずに某ゲームの話。

名作はアナタにとっての名作であり、相手にとっての名作ではありません。
駄作はアナタにとっての駄作であり、相手にとっての駄作ではありません。
名作の立場から駄作の立場にいる者を痛罵するのは見当違いですし、
駄作の立場から名作の立場にいる者を嘲笑うのはお門違いです。


・STAR LIGHT PARADE
 ttp://blue.sakura.ne.jp/~starlightparade/

反転文字から。


 まぁ、そうなんだと思う。
 安易にその作品が面白いかつまらないかを断じる事は出来ないし、その作品の性質?を規定するにしても他の作品との比較だとかそのジャンルの歴史的な流れだとかから学問的に判断しなければならないのかも。その点では、第一級の文学作品の論じ方の基本と変わらない気がしますね。めんどくさいから、「わたしはこう思う」と独善的にしか片付けたりしないけど。
 ましてやこの作品は、前作をやったことがあるかだとかそれへの思い入れだとか三年待たされたとかのプレイ以前の条件もあるし、内容だとかプレイヤーの環境だとかのその他の条件からも個人個人で作品への判断が左右されやすい気がする。あるいは単純に売れている注目作品だから、好きとか嫌いとか言う人の人口も多くなっているだけなのかもしれないけど。


 うーん。わたしの場合少し前までは、面白いと思えた作品は市場での評価も高いというような、審美眼ともいえない大衆との同調性見たいなものを持っていると自負していたのですが最近はさっぱりですね。それだけ人の好みが多様化したのか、同調性が衰えたのか、それとも初めからそんなものはなかったのか。