電撃hp (Volume40)

アマゾンでこの商品を表示させると図書館戦争になる。
気にしない方向で行くけど、クリックされる方は注意。
掲載内容は面白い作品ばっかりで良いです。アニメ化した半月の外伝にリチャード・ドーキンスネタがあったのには笑った。著者とおんなじ本読んでますね、わたし。やはり面白い本には吸い寄せられますか。
短編小説大賞も発表されています。
速読しました。個人的には、
銀賞の「チョコと・・・」>金賞「ネズミ・・・」>銀賞「風の砂漠・・・」
 文がしっかりしてるという点ではネズミ、風の砂漠に分があるでしょう。斬新さという点では特にどれということも無い、かな。いや風の砂漠は少し斬新とみるべきか。でも五十歩百歩。正直、文章力があるって将来的にみると重要かもですが現時点の作品に限ってはそんなに評価を高めないんですよね、わたしからみて。文章力があることが「すごい」と思えることに直結しないし、むしろ生半可なレベルでは逆に読みにくいと感じたりして。速読した上明け方のまともな思考力も持たない人間が言うことでないのは重々承知ですが。で、「ネズミ」「風の」よりも「チョコと花びら」にどうしようも無い魅力を感じてしまったわたしはこの作品をべた褒めします。13ページくらいの作品なので特に解説もしませんが、なんて言うか非が無い。読める。しかもバレンタイン前で「チョコ・・」を絡めてくるなんて掲載時期まで考えて投稿したんでしょうか。こんな書き手、いいなぁ。でも逆に言えば売りもないんですよね。一歩間違えば絶対人気が出ると思うのですが。作家様は三木遊泳さん。覚えておこう。
長編の方の世間一般の評価は、
狼>バンシー>他
らしい。やっぱり電撃では受賞作の順位が面白さに比例しないですね。


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