異世界迷宮でハーレムを 9

作者のお気に入りだという竜人族のベスタが仲間になる巻。

竜人族の女性は、胸に気嚢があり、人間より呼吸効率が良いとの記述があるのだが、私は気嚢というものをよく知らなかった。

学校の生物の授業で習った覚えがないのですが、一般常識なのでしょうか。

ちょっとググった感じだと大学で習う内容なのかな。そこまでの内容でもないと思うけど。

Wikipediaの記述では、

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呼吸効率面では優秀な気嚢であるが、ポンプの役割を複数持つというスタイルが起因するスペース効率の悪さがネックとなり、呼吸器官の小型軽量化という面では優秀なシステムとは言えない。

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とあり、スペースの悪さ=ベスタのバストの大きさという意味をなしているらしい。

スペースが悪いのなら、わざわざ空を飛ばずとも地上で恐竜のように大型化すればいいと思うのだが、 なぜそのデメリットと相反する空の覇者と鳥はなったのだろうか。霧間誠一は、他に競争相手がいなかったからと言っていた気がするけれど。

逆に、気嚢方式では地上付近に溜まる隕石の煙幕を効率よく吸い込んでしまって死に絶えて、空の上澄みの綺麗な空気を吸えた飛ぶ系の恐竜だけが生き残ったとか。

四季童子の描くベスタはめちゃくちゃかっこよかった。

あとこの子は食べ物をいちいち有難がって食べてかわいい。

異世界迷宮でハーレムを 9 (ヒーロー文庫)

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